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名軍師郭嘉が言う「曹操が袁紹より優れてる10個のポイント」



曹操軍における軍師としては「王佐の才」と言われた荀彧が有名ですが、軍師として天才的に優れていたのが郭嘉です。郭嘉は38歳と若くして亡くなってしまい、その類稀な才能を活かしきれなかった感ある。郭嘉が長生きしてたら曹操の覇業はもっと早くに実現できたかもしれない。

さて郭嘉など多くの有能な士が曹操の元に集まったのか?その理由はなんなのかなぁとwikiなどを見てたのですが、河北の雄であり圧倒的な戦力を持っていた袁紹と曹操が対峙した際に郭嘉が「曹操が袁紹より優れてる点が10個あるから勝てるよ」と言った言葉が端的に表してるかなって。

「道」面倒な礼・作法に縛られる袁よりは自然体である曹が優れている
「義」天子に逆する袁より奉戴を目指す曹が優れている
「治」寛(締りの無さ)を以て寛を救おうとする袁より厳しい曹が優れている
「度」猜疑心と血縁で人を用いる袁より才能を重んずる曹が優れている
「謀」謀議ばかりして実行しない袁より曹が優れている
「徳」上辺を飾る人々が集まる袁より栄達と大義を目指す曹のほうが優れている
「仁」目に触れぬ惨状を考慮出来ぬ袁より曹が優れている
「明」讒言がはびこる袁より曹が優れている
「文」信賞必罰な曹は袁より優れている
「武」虚勢と数を頼みにする袁より要点と用兵を頼みにする曹は優れている

袁紹配下には一時期郭嘉も荀彧もいたけど、袁紹を見限って曹操の配下になってる。当時の実力では袁紹が圧倒的に上だったにもかかわらず。袁紹には覇業を成すための能力が決定的に欠けてたんだろなぁ。他の場面では「袁紹は決断力がない」と言われてるが、君主にとって決断力はとても重要。上記の「謀」の箇所みたいなのは現在の企業でもよく見られる光景。三国志の時代はベンチャーが大企業を倒していくという構図なわけで、参考にすべきとこはあると思う。君主である社長も袁紹にならず、曹操目指して覇業を成し遂げてもらいたいですね。

ちなみに僕は費禕が好きです。なんとなく。


photo credit: 三義宮/Sanyi palace/三义宫 via photopin (license)

ガイアックス社の社内勉強会に招かれて行ってきた

ガイアックス

中学校の同級生に千葉くんには、その1コ下に校内でも猛者が集う柔道部に所属している弟がいたんです。ガタイが良くて結構強いと噂になっていました。その「千葉くんの弟」が現在ガイアックスでバリバリと働いているのを知ったのが数年前。地元の人が界隈にいるのは珍しいのでたまに会って情報交換などをしていました。

先日「千葉くんの弟」から連絡があり、ガイアックス社内で新規事業をやっている人達と投資先の人達に向けて講演をして欲しいと頼まれた。講演とか…と不安もあったけど、何らかのお役に立てるのであればと引き受けました。

そして先日そのイベントが催されたのです。スライドを使った自己紹介とちょっとした最近のトレンドなどを話したが、当初予定されていた2、30分を大きく過ぎて45分くらい話してしまった。その後、チーム毎に20分くらいずつの個別相談があり、5チームの相談を立て続けに受けた。それぞれ真剣勝負なので結構疲労したけど、それなりに良いディスカッションができたのではないかと個人的には思っています。

各サービスともに良く、想像以上に良いものがそろってた。「事業」として良さそうなのが多いのも特徴かもしれない。「事業」を意識した新サービスというのは意外と少なかったりするので、これは特徴的だなと感じた。しかしよく考えるとガイアックスはこれまで数々の起業家を輩出している。そういう文化があるのかもしれない。

コスプレが定期的に話題になるPIXTA古俣さんもガイアックス出身。その古俣さんのブログに「ガイアックスマフィア」について詳しく書かれているので引用。

ガイアックスマフィアは数多く存在している。
Appbankのマックスむらい氏、ソーシャルベンチャーであるウィングルの長谷川氏、去年Findjobスタートアップをメディアとしてブレイクさせた井手氏、サイバーエージェント・ベンチャーズ北京代表の戴氏、Tokyo Otaku Mode CFOの小高氏、あとこないだまでガイアックスCOOだった中島氏も今年になって起業した。また現ピクスタ役員の遠藤もガイアックス創業役員の1人である。
http://ameblo.jp/dkomata/entry-11838706711.html

この他にもスマートロック「AKERUN」のフォトシンスも「マフィア」の一人。

ガイアックスの文化的な側面から起業する人が多いというのもありそうだが、一方で社内の人が独立する時に「創業者支援」的な取り組みもあるみたい。細かいスキームは触れないが、相当良い感じ、だと思う。先日のイベントに参加してたチームもひょっとしたらその事業で独立起業するかもしれない。その時が楽しみ。

この文化と制度をすすめる上田社長とも初めてお会いしたが、もの凄く良い人オーラが出ていた。当然会社を愛しているだろうが、そこに集う人達の成長も喜び、サービスの成長も喜び、独り立ちすることも喜び(でもちょっとさみしい)という雰囲気を感じました。良い会社だなって思った。

PIXTAもJEEK磯辺さん、melo花房さん、シェルフィーのロイさんなど、若い起業家を輩出している。そんな「文化」を引継いでいるPIXTA古俣さんのブログ引用を再び。

元ガイアックスメンバーの横のつながりは強くて、いつでもなんでも相談し合える空気があってとてもありがたい。ピクスタを成長させてメガベンチャーとなることで、いろいろとお世話になったガイアックスにも恩返しをしたいと思っている。


こういうイベントはいいなーって思ったし、僕でできることがあればいつでも呼んでもらえればなぁと。誰かに何らかの価値を与えられるように、毎日がんばるぞ!



これまでの「常識」や「知識」が良い意味でアップデートできた気がする一年だった



今日でEVにきて一年が経ちました。時間が経つのは早いものです…。

去年3月3日のエントリー「フェローになりました」
去年3月3日の調べるお「六本木界隈IT企業地図を描きました」

この一年、太河さん始め、多くの凄い人々に囲まれ、毎日勉強になることばかり。一番驚かされたのは20代前半の若い世代の優秀さ。こんなにも若者が優秀だとは思わなかった。これは本当にカルチャーショックと言えるくらいの衝撃。才能は年齢関係無いなと改めて思いました。

またこれまで一社だけを長い期間見てきたので「数多くの会社を見てみたい」という希望があったのですが、数多くの会社を間近で見ることができ、とても得るものが多かったです。組織にはいろんなケースがあり、課題解決の方法は一つではないなと。でも本質的なことはどこの会社でも実行可能だったり、いろいろ勉強になりました。

これまでの「常識」や「知識」が良い意味でアップデートできた気がする一年だったと思います。

これからも引き続きいろんなことを吸収するとともに、みなさんに恩返しできるよう精進していきたいと思います。これからもよろしくお願い致します。


photo credit: TYO NIGHT via photopin (license)