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人生において「執着」というのが大事な気がする

執着

取り憑かれたように取り組むのがプロフェッショナル

プロフェッショナル 仕事の流儀」を観た。帰宅して何気なくつけたテレビで偶然やっていたのだが、思わず見入ってしまった。今回の「プロフェッショナル」は東信さんというお花屋さん。お花屋さんと言ってもイメージするようなものとは異なり、オーダーメイドで花束を作る花屋さん。よって店には花は置いていない。ご興味を持たれた方は木曜深夜に放送される再放送を。

この東信さん。一見コワモテだし、芸術家というのは怖い人も多いが、理不尽に怖い人ではなさそうだった。言葉遣いもやさしいし、部下の方への接し方もやわらかい。でも部下の方々はピリピリとテキパキと仕事をしてる。仕事には厳しいのだろう。そりゃそうだ。

とにかく東信さんは花にストイックであり、信念を持っている。強い執着とでも言うのだろうか。番組では「花に取り憑かれた」というコピーを使っていたが、そういった鬼気迫るものが、静かが物腰から感じた。まさにプロフェッショナル。

大きな目標に取り組むときは70点ではダメな気がする

常々感じているのだが、僕は何かに対して非常に淡白だったりする。

昨日SF社でとあるセミナーを受けた。知人からの紹介で受けることになったそのセミナーは、絵を描くことによって脳を活性化するとか何とかいうもので、その効果についてはよくわからないものの、知人からの紹介だったのでとりあえず受けてみた。

会社の他のメンバーと共に課題をやったわけだが、課題こなす(絵を描く)スピードは僕が一番速かった。他の人よりも多少絵が描けたというのもあるのだろうが、僕はさっさと描き終えた後も、みんな細かく時間いっぱいまで作業をしていた。

みんな描き終わって、見比べると、上手い下手ではなく、僕の絵は粗い。細かなとこまで模写してるわけでなく、全体像として間違ってないような絵を描いているような感じ。他の人は一つ一つを描いていき、それを積み上げていくような。結果、全体のバランスや大きさはおかしかったりするが、個々では正確だったりする。

デザインをするときも、僕は最速を目指す。最速で70点を目指すというか。個々の仕事において、それは間違いではないと思うし、僕は正しいと思ってる。ただ人生をかけたり、大きな目標に対して取り組みときには、獲得できなかった30点というのが致命傷になるような気がしている。そして30点を獲得するには執着が必要なんじゃないかと思った。

もっと執着しないといけない

「人生の目標のような大きなものはなかなか見つからない」と言って70点を続けていてもしょうがなくて、実はその目標というのは目の前にあるような気がしてる。後回しにしないで、さっさとその目標に取り組まないと人生終わってしまう。意外と時間は無い。もっと執着しないと。



photo credit: Janitors "Obsession" via photopin (license)