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「参謀」やめました

これまでFacebookやブログ自己紹介欄に「参謀」などと書いていましたが、それらは消しました。

実は正式に「参謀」だったのは2010年8月から2011年3月末までの「取締役参謀」時代のみであり、2011年3月末の総会にて取締役を辞任したタイミングで「参謀」の肩書きは正式なものではなく「自称」のものでした。8ヶ月の「参謀」期間に福岡で行われたD2Kでの講演などがあり、社内外でちょっとだけ浸透していたので、2011年の4月以降も何となく「取締役」だけを取った「参謀」でいいかなぁってなってました。

D2K前に多めに名刺を刷っていたため、また、新たな名刺を作る気分でもなかったので、今日まで名刺交換の際には「取締役参謀」という肩書きの名刺をお渡しし、口頭で「今は役員じゃないんですよ。まだ新しい名刺を作っていなくて。」なんて注釈をつけたりしていました。ただ、そろそろいい加減現状に即した名刺を作らないとなと思い、先週新たな名刺を発注するとともに、Web上の記載を消しました。

名刺交換の際の注釈のためか当然ながら取締役を辞任した理由をよく聞かれます。「エクセルを見るのが億劫になった」「会議がめんどくさい」「現場をやりたくなった」などと答えてますが、これらの回答は冗談です。すみません。僕の中に「理想の取締役像」というのがあり、それと現実の自分との乖離に耐えられなくなったというのがざっくりとした理由です。まぁこれ以上はここでは割愛というわけで、また折りをみて。

そもそもなぜ参謀という肩書きがついたか?これもよく聞かれたりしました。
2010年7月末の総会で取締役に復帰したわけですが(その前は常勤監査役でした)、その際に当時のトップである某氏が「takanoriさんは参謀しかないよ。」と発言し、取締役参謀という肩書きになりました。

最近「参謀」といえば昨年まで中日ドラゴンズの監督をしてた落合さんの右腕として活躍された森さんが有名みたいですが、ようはNo2としていろいろな策をめぐらして進言したり、実際に遂行したりする役目ってのが「参謀」かなと思っています。前述の某氏にも当時「参謀って具体的にどんなイメージですか?」と聞いたのですが、「参謀は参謀たる業務を期待します。」という曖昧な答えだったのですが、思い返せば創業以来ずっとそんな役割を担ってたような気もするので、あまりそこでは深く考えないようにしました。

時は流れて、いろいろな個人的な理由から役員を退任し、惰性で「参謀」を名乗っていましたが、今度は「参謀像と現実の乖離」を考えるようになりました。退任時後は結構重要な相談などをしばらくはされていたのですが、それはそれで「必要とされている」感じがして嬉しかったりしたのですが、やはり従業員として重いものもあり、「重要な事項、重要な会議などには参加しないようにしたい」とお願いさせて頂きました。形としてはこれでいいんだと思っているのですが、「参謀」としては重要な決議の場にいないと話にならない。このあたりから「参謀」が形骸化した肩書きになっていきました。

「参謀になりたい」とか「参謀ってカッコイイですね」などと言われることもあり、また、今後社内でも「参謀」を正式に名乗る人が出てくるかもしれません。でも参謀は今の僕のようなものではありません。というわけで、めんどくさがっていた名刺を発注し、心機一転なんかやれればなぁと思っています。

来週には肩書きの無い名刺が届くはずです。名刺デザインも変えれば良かったかなぁ。





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と、一気に書きましたが、なんだか理屈っぽくて、ウダウダしてますね・・・。