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これまでの10年とこれからのワクワク

2013年は公私ともにいろいろあって大変でしたが、成長できた部分も多かったのではないかと思っています。とは言え、やはりまだまだ足りないことだらけなのは明白であり、いろんな方と交流すればするほど変化、チャレンジの必要性を実感した次第であります。


というわけで、2004年2月から約10年に渡って心血を注いで参りましたサムライファクトリーを退職します。

最終出社は1月末、在籍は2月末となります。1月も半分は有給休暇となっておりますので、残り10営業日程度の出社です。



※創業時のオフィス外観(3F)

2004年2月16日月曜日。平原綾香のJupiterを聞きながら初出社をした練馬の会社。忍者システムズ。初日にメンバー全員(と言っても僕合わせて4人だけど)でココイチに行き、いきなり食後のゲームに負けて全員のご飯代を払わされるという厳しい洗礼を受けたのは今も根に持っています…。それから月日は流れ、来年の2月で丸10年をむかえます。これを機にサムライファクトリーを離れる事にしました。

12坪くらいの狭くて古いオフィスを借り、法人として歩み出したばかりの忍者システムズに加わり10年。サムライファクトリーへの進化、子会社コンソートを設立などなどを通して会社の発展に全力を注いで参りました。エンジニア、経理以外はだいたい経験したんじゃないかなぁと思います。

僕にとってこの忍者−サムライの10年間は人生そのものであり、ほぼ全ての力を会社に注いできたと思っています。たいして何もできなかった僕ですが、自分なりにがんばり、苦しいことも辛いことも挫折も数多くありました。しかし、ふと10年を振り返ってみると楽しかった印象が浮かんできます。


2010年くらいから取りかかってきた社内改革もプロローグが終了し、来期はいよいよ本編に入っていく感じがします。事業面ではビジネスモデルの再構築がだいぶ進んできたし、組織面でも僕達に続く「次世代の」リーダーが出てきて、これから10年の基盤ができつつあるんじゃないかなって思います。

そんな改革の中、僕自身も「改革」の必要性を感じ始めていました。この一年は多くの方と話す機会がありました。起業家の方であったり、投資家であったり、界隈の有識者であったり、大学生インターンであったり、新たに会社に加わったメンバーであったり。彼ら彼女らからとても刺激を受けました。その中で自分自身のことも改めて見つめ直すことができました。そこで感じたのは自分自身の改革の必要性、チャレンジの必要性でした。視野を広げて、自分自身のレベルを上げたいな、と。もちろん社内でもそれは可能なのですが、もう一歩踏み込んでチャレンジした方が面白いかなぁって。

そうは言っても創業期から携わってきた「自分の会社」であるサムライファクトリーを去る決断をするのは簡単なことではなかったです。何度も考えがいったりきたりしましたが、決めました。今は新たな世界が広がることにワクワクしています。まだ何も決まっていませんがw

辞めてからの進路はまだ具体的には考えてないのですが、2月末までの間に社内外のいろんな人と話しながら、最終的に自分で決断したいと思っています。

サムライファクトリーで過ごした10年間は何事にも変えられない素晴らしい経験でした。サムライに加わった「偶然」がなければ今頃どうなっていたか…。これからは「1ファン」として見守り続けていきたいと思います!


最後に僕を忍者に誘ってくれたS女史、いろいろあったけど、長きに渡って一緒に文化を作りあげてきたS氏、そして、創業メンバーとして最後の一人となってしまったP氏。この初期3名には特に感謝しています。ありがとうございました。そしてサムライに関わった全ての皆様、ありがとうございました。これからもがんばります。



創業期からいろいろと迷惑をかけている奥様、いつもありがとう。練馬オフィスの頃は週末会社に行って観葉植物の手入れや本棚の整理などを一緒にしてました。写真はサムライが株式会社になった時か増資の時に頂いた胡蝶蘭を再び咲かすことができないか挑戦しているところ。場所は「但馬ビル」の非常階段。